たまりば

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地震の日、フジテレビでの帰宅困難者、
発生時から収録時間午前2時までの予定が、
午後11時頃まで、パイプ椅子で待ち続けた。

翌日のカポ・ペリカーノの店や参加予定者に連絡を取ろうと、随分努力した。
気持ちが焦り、メールを送れたものの届いたかどうかも分からず、翌朝午前4時までメールであちこち連絡を続けた。

朝7時前参加者からの電話がかかり、全員に電話をかけるもののつながらない人もいた。
カポが休みを取ったとしたら、代替えの店も探さなければ、来てくれた人に申し訳ない。
それらの店も探し、あたりをつける。

ともかく自分は行くしかないと、本郷に向かう。
昨日は、昼前に出て翌朝3時半帰宅だったから、と重くなってもいろんな準備して。

待ち合わせ場所の赤門前には1人だけ。
2人でこじんまりやろうと思ったら、皆さん医学部棟の一階にいた。
シンシアが10分ほど遅れてしまったので、先に店に向かっていたのだ。

参加申込の半数だったけど、避難所から来られた方もいた。
でも、
1人暮らしだから、週末自分だけで過ごすより、みんなと話せて良かったとおっしゃる方も。
やっている間、余震もあったんだけど、みんな気づかないふり。
中央線で遠くからはるばるやって来た方も。
遅刻されたけど、頑張って来たって。
首都圏以外から来られる方をとても心配したんだけど、素敵な笑顔にまた会えた。
カポの店長は、ここは、耐震性はもの凄くいいから(東大の先生が言っている)と大丈夫。
と胸を張った。

不安な中、確かに集まって話す事で、安心する。
企業の防災意識も聞けてシンシアには、新鮮だったし、そう、そうなのぉと驚く話も出て来た。
いつものシンシアの生活圏では、決して聞けない話もあった。
初参加の方も、活き活き話して下さってありがたかった。

予定をオーバーして3時間以上になった。

安田講堂には寄らなかったけど、2005年グッドデザイン賞受賞のコミュニケーションセンターをのぞいた。
頑張りすぎてダウン、情けない、、。
お休みだったのが残念。
古代蓮で作った香水とか、光触媒の消臭シートや泡盛まで売っている。
国立大学も法人化を期に広報活動頑張ってるんだよと言いたいような、お洒落な売店。

上の商品は、次回東大本郷キャンパス、フレンチの帰りに時間あれば、生協で買える、、かな。
あ、
東大フレンチは5月10日(火)に延期しました。
地震の影響で週末の勉強会や打ち合わせが、延期になった代わりに、地震被災者向けのボランティアに走り出したシンシア。
ちっちゃな個人で、できる範囲でできる事しかできないけど。
ボランティアの橋渡しやら、新聞への投稿で呼びかけしたり。
長崎にも応援頼んで、報道機関や実績のある団体へお力を借りたり。

長崎大学医学部からも、原爆症関係のスペシャリストがいる。
そんな専門家が福島に向かえば、とても力になる。
そして彼らは即福島に飛んだ。

そして、我が家でも。
シンシア本来の(いつもサボっている)業務にも就いた。

それから、起業塾へ塾長面接へ。
起業にはならなかったけど、その後の報告に。
停電で予定変更なったらどうしよう、もう時間がない、とか色々心配性ゆえに気を揉む事が多くって。

結局、リュックにスニーカー、厚着できる格好に、水と食料。
どこの山へ行くの?と言われそう。
恊働センターで、印刷をお願いしに行く。
安価でやれるので本当に助かる。
220万円起業塾から支援金をもらった人がシンシアさん見てとパンフレットを見せてくれた。
おお、カッコイイ!
彼女は、とても優秀!
励みになる。

シンシアはせっせとサークル用に輪転機を回す。
やっぱりさえないな〜と思うけど、しょうがない。
恊働センターの方に「シンシアさん、地震大丈夫でした?」と聞かれ、涙が出そうなくらい嬉しかった。

起業塾には、落選者として居場所はないように感じる時もある。
恊働センターで印刷させてもらえるのは、商売として成り立たなかったから。
まあ、昔からお金儲けには縁がなかったかな。
小さな事で喜べる、シアワセの器がちっっちゃい子だった、、かも。

でもいいんじゃない、と思う時と
情けないな〜と落ち込むときと。

だから、恊働センターの方の言葉が、ありがたかった。
本当に。

その後も若い人と一緒に地震のボランティアに頑張ってた。
オットが被災地へ行き、最後の別れかもとさえ思う。
何だって平気と思っていたのに、
多分
緊張の糸がプツンと切れたんだと思う。

頭痛と吐き気
結局、打ち合わせを兼ねた場所へ行けなかった。
あちゃあ、
無理はいかん、
そう思った
の。

起業の社長日記なら情けない事は書かないし、書けない。
でも
ま、
それもなくなったことだし、
たまには
元気ないよ、って書いても
いいかなっと。




  • Posted by シンシア at 23:07│Comments(2)
    この記事へのコメント
    東大ランチでは、大変お世話になりました。

    あのときは、こんな大惨事とは思いもよりませんでしたが、世の中騒然として、愕然としています。
    しかし、頑張らないと道は、切り開かれないので、自分ができることをマイペースでやっていきたいと思います。

    さて、お加減いかがですか?
    身体!あってこそ!なので、お大事にしてください。
    Posted by はるみ at 2011年03月22日 18:20
    はるみさん
    コメントありがとうございました。
    体、回復しました。
    ちょっと頑張りすぎちゃいました。
    でも、まだ地震関連のお助け隊(勝手に名付けました)は続けます。

    3月12日、電車が動くかどうかわからないままの中、あんなにたくさんの人がいらっしゃるとは!
    確かにここまでの大惨事とは伝わらないまま、キャンセルも伝わらず、心配性が一晩心配し続けたのも、かなりしんどかったのかもしれません。
    赤門前から2人で医学部棟に向かい、今日は、マンツーマンでお話できるわ、なんて思っていました。
    建物1階の薄暗い中で、座っていらっしゃる方達を見た時、ジーンとしました。
    いつもと変わらない1日だったはずの、3月11日が、突然変わり、
    そしてその翌日、その大変さをみんなで共有できた。

    「話せて、安心した」と言われる方、
    前回参加された時には、知らなかった一面を見せてくれた方、
    山梨から駆けつけてくれた方、
    皆さんでいろんな話ができましたね。

    10日は満席だったので、スカイツリーの写真も撮ったりしにくかったんですが、12日は悠々でしたね。

    はるみさんの帰りは順調に行ったのか、心配でしたが
    電車を止めるほどの余震もなかったので、大丈夫だったでしょうか。
    Posted by シンシアシンシア at 2011年03月23日 10:30
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    頑張りすぎてダウン、情けない、、。
      コメント(2)