女性おひとり参加限定食事会「カッチェル」

誰もいないと思って、プレゼンの練習を大声でしていたら、壁の向こうから顔が２つ。
2期生で見事、１回目のプレゼンで入賞したお２人。
まさか、シンシア一人でやっているとは思わず、観客になってくれた。

もっと自分を前面に出して、
そんなに卑屈にならなくてもいい。
卑屈って言葉は彼女は使わなかったけど、シンシアが問いかけた。

って、
やっている事をもっと出していいのにと言われた。
何か恥ずかしいんだよね。
でも東京はそんな人が多いとは感じていた。

シンシアだってコソッとやってんだよ。
福山雅治のコンサート行った夜、
彼の渋谷での初舞台のライブハウスの座席図面手に入れて
そこからシンシアもスタートしようって。
徐々にだけど
いつの日か
代々木体育館を満員にできるだけの数、
カッチェルに来てもらおうって。

知らなかった、こんな集まりがあるなんてって言われないくらい知られるようにって。
でもね、
そのライブハウス、椅子なかったの、、、
チャンチャン！

福岡のNPO時代の女社長は、
「オトコとケンカすっときは、数字ば、出さんば駄目」と
言ってた。
喧嘩はしないけど。

シンシアもプレゼンに数字入れようかな、
カッチェルの下見件数、250件から1件を絞っていくって。

東京じゃもっと多い。
でも、
それって審査員に伝わるかな。

てへ。

何をそんなに一生懸命になっているの、と言われる。
だって
自分自身が孤独で情けなくて、一人ぼっちだった時を忘れていないから。
今のシンシアを見て、想像できないから説得力ないけど。

だって何もかも、人間関係も仕事も全部捨てて見知らぬ土地へ行くのよ。
家族旅行に行って「はいっ、これからココに住んで下さい」って言われたらどう？
インターネットのない時代、ほとんどそうだった。
内示4日で動いた事も。
夏休みの異動だったから、休みあけたらシンシアさんちいなくなってた、ってこともあった。
子供も大変。
猫だって6回引越してる。

そ、お節介でも
どこかに泣いている人がいれば駆けつけずにいられない、
そんな長崎人気質をもったシンシアのような人がいていいじゃない。
今日も中央線で赤ちゃん抱いた暗い顔したおかあさん見た。
笑わせなくっちゃと思った。
で、
笑わせて下車させた。
おばちゃま力アップ！

育児サークル時代は泣いているおかあさんがいたら一ヶ月で笑わせると決心していた。
おばちゃま力のついた今では、10分で笑顔にする技を編み出した

馬鹿でもいいもん！
こんなおばかさん、いてもいいでしょ。