女性おひとり参加限定食事会「カッチェル」

独身時代勤めていた保険会社はとっても忙しかった。
メーカーから転職したその日、午後8時まで残業した。

店頭で受付をしていたら来たお客様から「うちも忙しいと思っていたけど、ここは比べ物にならないくらい忙しい」と言われた。
それでも暇でお給料の安い、前職よりはるかに楽しかった。
机の右に未決箱、左に既決箱を置いていた。
支部から朝10時書類が来る。それを順次片付け、右から左へ流していく。
その合間に来客の相手をする。

ある時、未決箱に入りきれないほどの大量の書類が来た。
後輩は「シンシア先輩の書類、すご〜い。あんなに大量の仕事、センパイはどうやってさばいて行くのかしら」とコッソリ観察したそうだ。
するとシンシア先輩は、、、。
まず、右の未決箱をガサガサ触り、
次に左の既決箱をガサガサ。
次に
両手で頭をワシワシ、かきむしった。

後輩大笑い。

さ、
右の未決箱を片付けるかな。

田舎の長崎のOLにとって丸の内OLなんて遠い存在のようだった。
長崎では官庁街で１番高い場所に位置していた保険会社だったけど、
最上階の回転レストランってのが
時代を象徴しているようだわ。

第85回　女だけの新年会第一弾は
丸の内からです。
2012年最初にどんな出逢いが紡げるか
シンシアも楽しみにしています。
http://kikibitoomigoto.tamaliver.jp/e194646.html

第85回に参加された方には、
第88回、第89回への優先申込枠を設けようかと検討中です。